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使用電力額の比較

某ファミリーレストランにおける実例 (東京都 三鷹市)

提供された資料に基づき、フイルム施工前後による使用電力の省エネ効果を比較した表となります。

試験場所
東京都 三鷹市 某ファミリーレストラン
施工内容
2002年 5月 31日 全面(全窓)フィルム施工
施工面積
91.1 平方メートル
調査期間
施工前 : 2002年 6月 ~ 2003年 5月 (桃色)
調査期間
施工後 : 2003年 6月 ~ 2004年 5月 (水色)
検証期間参考データ
対象期間 施工前 施工後
平均気温 14.57℃ 15.09℃
最高気温 26.0℃ 27.03℃
最低気温 5.20℃ 5.31℃
日照時間 154.83時間 153.74時間
※グラフ内の月号にマウスを乗せるとデータがツールチップで表示されます。

施工前後による使用電力額比較表
施工前期間 使用電力額 施工後期間 使用電力額 電力削減額 電力削減率
年計6,575,392 年計5,550,480 -1,024,91214.29%
2002年06月540,000 2003年06月495,360 -44,6408.27%
2002年07月786,240 2003年07月529,920 -256,32032.60%
2002年08月790,560 2003年08月608,400 -182,16023.04%
2002年09月591,840 2003年09月514,800 -77,04013.02%
2002年10月430,080 2003年10月363,800 -66,28015.41%
2002年11月514,560 2003年11月378,000 -136,56026.54%
2002年12月491,520 2003年12月460,800 -30,7206.25%
2003年01月503,040 2004年01月496,800 -75,36013.17%
2003年02月503,040 2004年02月432,000 -71,04014.12%
2003年03月476,032 2004年03月450,000 -26,0325.47%
2003年04月426,240 2004年04月381,600 -44,64010.47%
2003年05月453,120 2004年05月439,200 -13,9203.07%

まとめ

  • 年間を通してどの月も節電に効果があるのが確認できる。
  • 最多電力削減額 : 7月 \ ▲256,320 (32.60%)
  • 最少電力削減額 : 5月 \ ▲13,920 (3.07%)
  • 年間計を確認すると100万以上の節電額となる結果が確認できた。
※当時の東京の気温はこちらでご確認下さい。(気象庁 - 過去の気象データ)

フィルム遮断性能試験

施工前と施工後の温度変化の測定

フィルム遮断性能試験

フィルム施工したガラスと未施工の
ガラス近辺の温度変化を測定しました。

フィルム施工ガラスから約2cm室内側に位置するサッシ上部に、温度測定器を置き、その真横に位置する未施工ガラスに施工部分と同条件(高さ・設置位置)にしてサッシ上部に温度測定器を置いてみた。

試験場所
埼玉県 某工業大学情報工学科実験研究棟 5階
施工場所
5階 踊り場の窓ガラス (約 0.7平方メートル)
施工フィルム
Sterling 60 (遮蔽係数: 0.65 / 可視光線透過率 : 63%)
調査期間
2002年 8月 8日 13:30 ~ 2002年 8月 11日 13:30
使用測定機器
マクニカエンジニアリング(株)「サーモリーフ」
検証日当日の気象データ
  8月 8日 8月 9日 8月10日 8月11日
温度差(℃) 6.5 6.0 6.0 6.5

まとめ

  • 太陽光が差し込む時間帯(13:00-16:00)で、温度差は顕著に表れた。

施工後の日中温度測定

1. 施工後の日中温度測定(夏場)

日中温度測定画(夏場)

一般的なオフィスに採用される窓ガラスの左側に「ソーラーガード STERLING 20」を施工し、その右側にはフィルム無施工の状態に形成したものです。

この状態でブラインドをガラス下段部まで下げ、ブラインド表面温度をサーモグラフィーにて計測。

 
サーモグラフィーの結果

【遮熱性能実験日】
2004年7月9日
午前9時

【当日の気温】
気温32℃
最高気温35℃


まとめ

  • STERLING20施工済箇所と未施工個所では11度の温度差が確認できました。
  • 夏場のうち、比較的涼しいとされる午前中で、すでにこの通りの差がでている。
  • 普通のブラインドは光を遮ってくれるが、紫外線や熱は伝わりやすい。
  • 施工後は冷房などにかかる光熱費の節約に効果がある簡単に予測できる。

2. 施工後の日中温度測定(冬場)

日中温度測定画(冬場)

一般的なオフィスに採用される窓ガラスの右側に「ソーラーガード STERLING 20」を施工し、その左側にはフィルム無施工の状態に形成したものです。

この状態でブラインドをガラス中央部まで下げ、ブラインド表面温度をサーモグラフィーにて計測。

 
サーモグラフィーの結果

【遮熱性能実験日】
2005年1月13日
午前10時

【当日の気温】
気温6.6℃
最高気温11.5℃

【測定方角】
直射日光が真東より照射


まとめ

  • 施工側の方が温度が高く室内が暖かいのが分かる。(フィルムのみの場合)
  • 未施工側にブラインドをすると温度が高い。つまり夏場は熱くなるのが分かる。
  • 施工した窓に冬場、ブラインドをするのは逆効果だと分かる。
  • 施工箇所は夏場は涼しく、冬場は温かいのが確認できる。
    ※上記「夏場」の比較もあわせてご覧下さい。

3. 国内の温暖地域での日中温度測定

国内で最も温かいとされる沖縄にて「ベカルト社スターリング60」を施したガラスと、未施工の「既存透明版ガラス」の日中温度差を検証してみました。

試験場所
沖縄県 奥武山 某コンビニエンスストア
測定日
2004年 5月 12日
日中温度測定結果
2004. 05. 12 透明版ガラス Starling 60 温度差
最高温度差     ▲ 19.6 ℃
08:00 25.0 24.7 -0.3
09:00 25.0 24.7 -0.3
10:00 27.9 27.0 -0.9
11:00 28.0 26.1 -1.9
12:00 26.8 25.4 -1.4
13:00 25.8 24.8 -1.0
14:00 31.8 28.9 -2.9
15:00 32.0 28.4 -3.6
16:00 39.5 28.9 -10.6
17:00 53.2 33.6 -19.6
18:00 31.4 28.6 -2.8
19:00 26.1 24.9 -1.2
※当時の沖縄の気象はこちらでご確認下さい。(気象庁 - 過去の気象データ)

まとめ

  • 日中の蓄熱温度がピークに達する時間帯(16~17時)に著しく効果が表れた。

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